No.1523 薩摩首人形・猿の子（小）鹿島たかし
鹿児島県・薩摩首人形の猿の子(小)です。作者は鹿島たかしさんです。全体の長さ約12.5�僉蔽欟�が途中で折れて短いです）、猿の長さ約3.5�僉�薩摩首人形は紙塑人形と呼ばれる古くから伝わる人形の一種です。紙粘土を使ってひとつひとつ手びねりで作られます。人形には名前を書いた紙「申の子」が竹串に貼ってあります。この猿の子は「指宿の猿の子」と呼ばれ、指宿周辺の地域では、子供を猿に仕立てて踊る変わった郷土芸能があり、災いが去る(猿)と言い伝えられているそうです。残念ながら薩摩首人形は廃絶となっています。
