No. 906 座り童子 犬山土人形
愛知・犬山土人形の座り童子です。横幅約１４�僉濆發橘鵤横記僉Ｅ軋析困鮖廚錣擦詁源劼�鎧櫃に腰を掛け手には軍配団扇を持って勇ましいのですがその表情は柔和です。端午の節句のお祝いに飾られてきたお人形と思われます。ニス掛けがされていませんので明治の中頃以前の作品と思われます。薄造の軽い作品で特徴的な緑色や朱色が鮮やかに残っています。江戸時代の中頃に生まれた犬山土人形は明治に最盛期を迎え大正の終わりに廃絶してしまいます。犬山土人形は新しくても１００年前のものとなりそのため経年の汚れや傷みがありがちです。この作品も烏帽子向かって左の部分が欠けています。
