No. 511完売御礼！西行法師　　犬山土人形

犬山土人形の西行法師です。横幅約１４㎝×高さ約１８㎝。江戸時代の終わり頃伏見土人形の製法と技術を学んで作られるようになった犬山土人形は当初、福の神、狆、招き猫、鯛童などの縁起物が主に作られたようです。犬山土人形に限らず多くの土人形は伏見人形の模倣から起こりましたから型も同じだったりするものも多く、したがって伏見で作られる題材をそのまま使う傾向にあります。平安末期の北面の武士だった西行法師は23歳で出家して諸国行脚をしながら詩を詠みました。伏見人形の西行法師がたくさんあるように犬山土人形の西行さんもたくさんいます。